Sheltie



6    組み立て〜駆動系編〜
更新日時:
2005.03.21 Mon.
今回から組み立てに入ります。
 
 まずは駆動系の組み立てです。

 
デフ
 ボールデフは以前説明したように,ΣのプーリーとTA-04のボールデフを組み合わせて使用します。用意するのはTA-04ボールデフセット,Σプーリー,3.175mmデフボール,Σデフリングです。組み立てはTA-04ボールデフセットの説明書通りに,Σのパーツを組み合わせるだけで難しい部分はいっさいありません。
 リヤデフはフロントに駆動を伝えるため,ダブルプーリーにします。Σプーリーの中央部を切り抜き,外側の穴を使ってねじ留めすればOKです。ねじは締めすぎるとプーリーが歪むので,適当なところで止めてナットをねじ止め剤で固定すれば良いでしょう。

 フロントワンウェイはPRO4用ですが,ベベルギヤを付ける方とは逆の方向にプーリーを付けます。ワンウェイハウジングの外径が12mmなので,プーリーの内径を拡大し取付けます。ここも特に難しい部分はありません。
 

センターバルク
 センターバルクの右側はモーターマウントと一体型です。左側はSDモーターマウントを切断したものです。
 センターはスパーギヤとセンタープーリーのみです。シャフトはφ5アルミ丸棒から切り出します(いずれカーボンにしましょう)。
 組み立てるとこんな感じ↓。ロングベルトも忘れずに通しておきましょう。
 
 
リヤバルク
 ボールデフとMY-02フロントバルクの組合せです。カップジョイント部にシムは必要ありません(せいぜい0.1mm)。プーリーは,デフハウジングの方を右側(ショートベルト側)にして取付けます。
 リヤのベアリングホルダーは,ショートベルトのテンションを調整します。なるべく緩めが基本ですが,小径プーリーの方が噛みにくいのである程度テンションを掛けなければなりません。中央を0とした場合,今回は後1番目にしました。
 

フロントバルク
 フロントはワンウェイの幅がバルクヘッドの幅より狭いので,片側1.7mmほどシムを入れます。
 ベアリングホルダーでロングベルトのテンションを調整します。取りあえず前3番目にしました。
 
 
 全景です。前後バルクヘッドとアッパーデッキの間にスペーサーが必要なのが残念です。アッパーデッキがモーターの上を通すようにしているので,どうしても重心が高くなってしまいます。見た目にも好ましくありませんね。もう少し工夫したいです。
 駆動系の軽さは,まずまずと言ったところ。比較対象がTA-02SやTGminiしかないので何とも言えません。しかも,ベルト車をいじったことがないのでなおさらわかりません。何となく重い感じもしますが,こんなもんなんでしょう。




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