Sheltie



8    組み立て〜ステア編〜
更新日時:
2005.03.29 Tue.
ステアリングは,スペースの関係でダイレクトリンケージです。ステアリングクランクを用いた三分割式に比べレスポンスは上がりますが,アッカーマンなどの自由度が減るので好ましくないのですが,今回は仕方なく。
 
 サーボはフタバのS9550を使用。高級サーボでなくてもよかったのですが,これもスペースの関係で。
 
 
 サーボセイバーはタミヤのハイトルクサーボセイバー(ブラック)を使用。ハイトルクサーボセイバーは,説明書通りに組むと,3枚のリングをはめるようになっています。しかし,これだとリング同士が接触し,セイバー機能が働いたときに摩擦抵抗の分戻らなくなってしまいます。そこで,真ん中のリングをはずし,2枚で支えるようにするときちんとニュートラルが出るようになります。まぁ,この手の技はよく言われているのでやってる人がほとんどだと思いますが…(“あたり”のやつだと,説明書通りに組んでもスムースらしいです)。
 
 
 ダイレクトリンケージで一番気を付けなければならないのが,「バンプステア」です。リンケージがサスアームに平行になっていないと,サス動作時にステアしてしまうのです。これが起こると直進安定性が著しく悪化するので,是非とも気を付けたいポイントです。
 具体的には,ナックルのリンケージ取付け位置を上下させて対応します。今回は7.25mm(公称)スペーサーを追加してあります。ただ,TL系のダイレクトリンケージと違いサーボセイバーが立っているので,サーボがステアするに従ってリンケージの高さが変わってしまい,ニュートラル時はバンプインでも,フルステア時はバンプアウトになってしまいます。機構上仕方がないのですが,次回は3分割(あるいはラック式)にしたいところです。
 
 
 アッカーマンの設定も多少できます。
 まず,ナックル側のリンケージ取付け位置を前後の2箇所から選べます。前側にするとアッカーマンが強い状態になります。
 また,サーボセイバーを前後させる事でも変化させることができます(ナックルとの相対位置を変化させられればよいので)。
 最初の状態は適当に(笑)。こんな感じです。




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