Sheltie



13    耐久性テスト@走行会
更新日時:
2005.07.30 Sat.
今日は,第9回走行会でした。今回は,初めてSheltieを走行会に持ち込みテストします。
 走行会では,普段走らせている場所よりグリップが良く,また,連続で走行させるパック数も多いので,いろいろテストできそうです。
SheltieとΣ
 
 まずは,路面のグリップに合わせセッティングを変更しました。
 前回までで,ロールセンターの変更,フロントスキッド角の変更,スプリングの変更が大きなセッティングでしたが,このうちロールセンターに関しては,良いセッティングが見つからなかったので,取りあえずセッティングしないことにし,スペーサー0の標準状態に戻しました。フロントスキッドは,前側に1mmスペーサーを入れた状態,また,スプリングは,TRFショートタイプで,フロントEXハード,リヤハードのセッティングです。
 今回の路面は比較的グリップが良いのでフロントグリップは何もしなくてもそれなりにあります。安定性を確保するために,リヤのグリップを上げるセッティングをしました。まずは,リヤのリバウンドを増やします。違いがわかりやすいように,一気に2mm増やしてみました。この変更では,コーナリング時のリヤグリップにはあまり違いが感じられませんでしたが,ブレーキング時に安定するようになりました。次に,フロント上がりのセッティングにして,リヤグリップを相対的にアップさせてみました。実際には,フロントのダンパースペーサーを0.5mm増やし,フロントを上げました。これはそれなりに効果があるらしく,リヤのスライドが減りました。
 ここで,タイヤをCS-27からSOREX32Rに変更。SOREXにはHPIのミディアムのインナーと組み合わせました。SOREXを使用するのは初めてだったのですが,1パック目のグリップは強烈ですね。正直,面食らいました(笑)。これこそ「喰う」という形容詞が当てはまるタイヤだと思いました。2パック目以降は,徐々にグリップが落ちていく感じでしたが,それでもなかなかのグリップです。今回のセッティングでは,まだリヤのグリップがいまいちで,ちょっと無理をするとリヤが出やすかったように思います。次回は,リヤウイングの変更を考えています。
 
 今日の走行は,11パックでした。今までは,連続で4パック程度しか走らせていなかったので,今回は耐久テストになりました。とはいえ,特に大きなトラブルもなく,走行会を終えることができました。
 特に感じたのが,足回りの耐久性。ロアアームにBarracudaのサスアームを使用していますが,このサスアームは結構良いかも知れません。ちょっとやそっとぶつけてもアライメントが崩れることのない強靱性。と言っても,あまりぶつけてはいないんですが。
 走行フィーリングは,タイヤのグリップの落ちを除いては,最初から最後まで変わることはありませんでした。加速性能やトップスピードの伸びは終始良かったです。走行後,モーターのコミュを見てみましたが,11パック走行しているのに,かなり綺麗です。モーターへの負荷も少なく,メンテナンスの間隔が広げられそうでねらい通りです。
 
 今日の走行で気になったのは,転倒が多いこと。ボディーがボロボロになるのは置いておいて・・・。やはり,トレッドが狭いためハイサイドが多いのはわかるのですが,リバウンドを少なくするなりして,ハイサイドを減らしたいですね。



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