Sheltie



15    XENON風味
更新日時:
2005.10.19 Wed.
予告通り,XENONのCハブとナックルのテストをしてきました。
XENON
 
 今回は,XENONの0°Cハブ+トレールナックル(トレールは1mm)のセットを試しました。
 装着の際には特別な加工は必要なく,リバーシブルサスのCハブ,ナックルと同サイズなので,ボルトオンで付くはずです。まぁ,キャスター角が変わったり,トレール角を付けたりするとホイールベースが変わるので,ボディーとタイヤが干渉しないか確認しておく必要があります。あと,トレールナックルを使用するときの注意なんですが,「滝沢の独り言」でタッキーが注意しているように,トレールなしの舵角のままだとサスアームとホイールが干渉する場合があります。ディアルレートなりで調整しておきましょう。
 
 さて,今日の路面コンディションは,20℃で若干湿っています。でも,ホコリが浮いてない分グリップは良さそうです。
 マシンの方の主な変更点は,4°Cハブ→0°Cハブ,トレールなしナックル→トレール付きナックルです。アルミピロボールが増殖していたり,軽量デフジョイントが奢られていたりしますが,基本的なフィーリングへの影響はほぼ0です。フロントスキッドは前回同様1.3°,ダンパー・スプリング系も変更なしです。ただ,前回の走行会の路面と全く違うので正確な比較が出来ないのが残念ですが・・・。
いつも通り?
 
 で,走行してみました。うん,あまり変わらない(爆)。と言うより,他の部分もいじらないといけない気がします。
 まずは,フロントの車高上げ。これは,うちのうねった路面に合わせるためです。フロントを擦りすぎて変な挙動を示します。なので,1mmアップ(以前の標準セッティング)。まぁまぁ普通に走るようになってきました。この時の状態では,フロントタイヤが均一に削れている状態で,タイヤには良いかもしれませんが,やっぱりキャンバーが不足している感じです。フロントキャンバーを-1°→-2°程度にすると,かなりよく走るようになりました。
 意外だったのは,以前のセッティングより直進安定性がよいこと。キャスターが4°も減ったら,さぞかしフラフラになるだろうな,と思っていたのですが,トレール1mmというのは案外効果が大きいようです。DDマシンだと,トレール4mmとかも存在するらしいので,1mmなんてちっぽけな変化だと思っていました(笑)。直進性がよくなって,コーナーの立ち上がりでも安心してスロットルを握れるようになりました。
 コーナリング自体は,さらに私の理想に近づいてくれました。初期反応良し,スロットルオフでアンダー軽減,スロットルオフでも巻きなし(巻かないのは,XENONのウイングのおかげ)。ただ,初期反応は良いんですが,その後はひたすらアンダーです(笑)。スロットル握りっぱなしでは,片側二車線の国道の幅を持ってしても曲がりきれないかも。ちょっと緩めれば,ス〜っと曲がってくれるので,苦労はしません。グリップが良ければ,さらにコーナリングスピードが上がって面白そう。
 取りあえず,XENON風味で当分走ろうと思います。
 
 
おまけ
 いつも言ってる気がしますが,モーターのへたりが毎回進行しています。うちのT-MAX STもパンチ力がかなり落ちてきていて,今のギヤ比じゃつらそうです。でも,替えるの面倒だからそのままでやってみたら,気温が低いのにかかわらずモーター温度が89℃(3パック終了時)。やっぱりギヤ比は重要ですね。
 
 走行は,いつもL字形のコースを作ってやっています。が,動画用に小さいコースでやってみました。どうだろ?↓



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