文化の日の第12回走行会から約2週間。

そのセットのまま，地元で走行しました。

 

　今回の課題は，ダンパー角度の効きを試すこと。

　Sheltieは，前後とも同じダンパー角度になるようにダンパーステーが設計されていますが，それぞれ5箇所から取り付け位置を選択できます。

　真ん中の穴位置を基準状態をして，今までそこは変更せずにセッティングを進めてきました。スプリング変更，アウタースペーサー変更，ロールセンター変更，スキッド角変更，Cハブ変更，ナックル変更とやってきて，残る部分はダンパー角度と，アッパーアーム取り付け高さとリヤトーぐらいです（ダンパーセッティングが残ってるがな〜）。今回は，ダンパー角度でどのようにフィーリングが変化するか調べてみました。

 

　まずは前回と同じ状態でコースイン。と行きたいところですが，ここは度面の状態が悪いので，最低地上高を上げます。アウタースペーサーを0.5mm足してコースイン。

　基本的にはよく走ります。でも，グリップが悪いせいか，コーナー侵入時のノーズの入りが悪い感じ。切り返しでもモッタラしています。

　次に，フロントのみ一番外側にしてみます。今度は，若干ですがクイックになったようです。キビキビ動くようになったというか。まぁ，セッティングの効果はあるようです。

　ダンパーの角度変更は，車高変更などと異なり，前後バランスで決める物ではないような気がしました。フロントは，クイックさが欲しければ立て気味，粘りが欲しければ寝かせ気味にすればいいと思います。もちろん，角度が変わるとレバー比が変化することになるのでスプリング・ダンパーの硬さを変えたことと同じ効果もあります。でも，前回の走行会の時に，フロントをEXハード，リヤをミディアムで走行したときには，今回のようなフィーリングではなかったので，ダンパー角度変更は硬度変更とは別物と考えた方が良さそうです。

 

　今回は，リヤのセッティングは行ないませんでした。私は，リヤに充分なグリップが確保されている場合，リヤのセッティングは変えないで，フロントのみでセッティングを行なっていくのが楽だと思っています。この方法が良いか悪いかは別として，迷宮入りする危険性が少ないです。

 

 

　ドリフト仕様です。

 

　Sheltie用に，24mm幅の塩ビタイヤを作りました。

 

　前回の走行会で，ある場所で走行させたところ，とっても素直にドリフトしてくれたので，50:50の重量バランスが良いのか？と思い，ドリフトさせてみることに。同時にスロットルワークの練習にもなることを期待して。

　で，走らせてみた感想。TA-02と変わらない（難しい）。TA-02よりは素直かもしれませんが，スムーズなドリフトは難しい状態でした。

　原因を考えてみたんですが，塩ビタイヤは路面の凹凸にきわめて弱い気がします。つまり，ドリフト中にエッジが引っかかるなどして，すぐに姿勢が崩れてしまう感じです。

　これでは，スロットルワークの練習どころか，まともに走れないので，すぐにグリップ仕様に戻してしまいました。

 

 

　G☆STOCK TypeMをTA-02から拝借してきました。

　ギヤ比は，TA-02の時よりも低い6.52:1！流石に遅かった・・・。

　でも，遅い分ランタイムは長かったです（当然）。あと走らせやすかった。

 

　ドリフトでスロットルワークの練習と言っていましたが，普通にやるときもスロットルワークに気を付けるようにしました。

　うちのセッティングでは，スロットルONで強烈なアンダーが出るんですが，その所為で今までのスロットルワークだとスラロームでスピードに乗れなかったんです。例えば，コーナーの後にスラロームが続くようなコースの場合，コーナーの出口で加速させようとすると，ステアリングの効きが悪くなるので次のコーナーへの入りが難しくなっていました（いつも，コーナーの入り口でかなり減速させて，出口でフルスロットルにするので）。そこの部分で，コーナーで失速させないようなパーシャルスロットルを用い，スロットルの真ん中あたりで微調整させながらスラロームを抜けようとすると，スムーズに走れることが分かりました。今までは，踏んで抜いてを繰り返していましたからね・・・。まだ，完全に身につけるには当分時間が必要だと思いますが，頑張っていきたいですね。

　なんでこんなことをモーターの話の部分で書いたかというと，回転型モーターの方が，スロットルオフ時の転がりがよくなるので，この操縦方法に合っているんですよ。回転型も使いこなせれば面白そうですね。ただ，回転型はギヤ比依存度が高いのが難点かな？

 

 

走行後，掃除をしてたら気づいた・・・。

ステアリングの切れと巻く方向が逆だったのはこの所為か・・・。