2005年も終わりに近づいた12/23に第13回走行会を行ないました。
前回と同じ3台。
セッティングとしては,フロントダンパーステー取り付け位置は外から2番目,前後キャンバー-1°,前後スプリングハード,がいい感じに走りました。
スプリングは,最初はフロント:ハード,リヤ:ミディアムで走行していたんですが,リヤのロールが大きく感じたのでハードに変更しました。その状態で,スラロームも操縦しやすくなったんですが,逆にフロントロールが気になるようになりました(コーナーで突っ込む感じ)。なので,最終的にはフロントをEXハードにした方がよかったかもしれません(完全に以前のセッティングに戻ってる・・・)。
セッティングの話はこの程度しかありませんが。
モーター復活しました。
TA-02S時代から使っているG☆stockですが,ブラシホルダーセットアップスタンドを使用したことによって回転数もある程度復活し,Sheltieに6.44:1のギヤ比で使用したところ,T-MAX
ST+5.76:1とほぼ同じくらいのスピードでした(体感上)。加速は,ST+5.69:1と同じくらいだったと思いますが,扱いやすい特性で,性能的には満足できるレベルです。
これで,高回転型も互角に戦えることが分かったので,いずれはイリュージョンで。
破損部位
リヤハブ
ぽっきり逝きました。
取りあえずサスアームが逝かなくてホッとしています。でも,いずれ疲労で逝っちゃうかもしれませんね。スペアパーツは買っておきましょう。
アンプ
ブレーキ無し,前進もゆっくり
原因はよく分かりません。クラッシュ(くるくるどっかん)した後に不調になりました。何ででしょうか?
補修
リヤハブは交換です。
ちょうど,右側のハブの精度が悪かったので,交換しようと思っていたところでした。と思ったら,買ったやつも精度が悪い(笑)。
アルミハブを入れようかとも考えましたが,Sheltieは,サスアーム破損厳禁車なのでノーマルハブに徹します。
(アンプの交換は次回)
ここからが本題
センタープーリー強化
Sheltieのセンタープーリーは,TA-03用のアルミプーリーを使用していました。歯数は16Tでまずまずなのですが,昔の丸歯用の形状になっているため,現在主流の台形歯ベルトとの相性が悪く,耐久性に問題がありました。また,センターシャフトはφ5mmアルミ丸棒から切り出して作っていたため,精度・耐久性に致命的な問題がありました。
MC330CRの走行で,加速が強力になると,簡単にベルトが飛んでしまうという状況に陥ったため,思い切って全交換することにしました。
パーツ
使用パーツは,TA04ハードセンターシャフト,TA04スパーギヤアルミハブ,BDセンタープーリー,CYCLONEリヤベルト,1040ボールベアリングです。
BDプーリーは,20Tなので高効率化が期待できます。20Tのセンタープーリーと組み合わせるベルトは61Tがちょうど良いはずですが,見あたらなかったのでCYCLONEのリヤベルト62Tを試しに使ってみることにします。ベルトの張りは,超ゆるゆるになります。
[1]センターシャフトの加工
TA04は(というよりタミヤ車は),センタープーリーをイモネジで固定するようになっていますが,BDではピンによって固定します。なので,2mmピンを通す穴を開けます。位置は,Dカット部のあたりにします。
このシャフトは,焼きが入れてあるのか,結構かたくてポンチが打てませんでした。センタードリルがあればそれで良いのですが,うちにはないので,超硬ドリルでくぼみを付けました。2mmドリルで貫通させて,また超硬ドリルで面取りして終了です。
ハードシャフトは,φ4シャフトにφ2の穴を開けても不安がないのが良いですね。
[2]仮組み
仮組みします。上が今まで使ってきたやつ。下が今回組み立てたやつです。
プーリー→0.1mmシム→4mm自作スペーサー→0.1mmシム→1040BB→0.3mmシム×2+0.2mmシム→スパーギヤハブの順です。
TA04のスパーギヤハブは,いまいちレーシーじゃないのが気になりますが・・・。414Mのやつがあれば良いんですけどね。
[3]組み立て
モーターマウントを通して組み立てれば完成です。
以前の物より頼りない感じがしますね。
[4]ベルト張り
ベルトは,かな〜りゆるいです。
これでも,リヤデフのエクセントリックカムは一番後ろです(つまりこれ以上張れない)。これで飛ぶようなら,BD用の60Tベルトに交換します。でも,20Tにしたから,ベルトに噛んでる歯数が7〜8T→9Tぐらいになったとして,さらに歯の形状もフィットしているとすると,案外いけるのでは?と安易に考えてみたり。
[5]完成
全部組み立てます。
何もかわらん・・・。スパーギヤホルダーぐらいか。
ちなみに,2次減速比が激変しているので,ギヤ比も激変。今まで5.7:1ぐらいだったやつは,4.6:1ぐらいになっています。なので,今まで使用していたスパー・ピニオンギヤは基本的に使えません(ちゃんと次回作に使いますよ)。
で,今までのギヤ比にするために,ピニオンは小さく,スパーは大きくするわけですが,ここで問題発生。スパーギヤがサスアームに当たります。なので削りました。
これで万事解決,かな?
実際に走らせてみないと分かりませんが,それはまた今度。
アンプの交換も一緒にやろうと思ったんですが,もう少し時間がかかりそうなのと,走行会から時間があきすぎると,クレームが来るんで,取りあえずここまで。
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